2026-04

本の紹介

美術記者を経て獲得した司馬遼太郎の美学

再読書評 美術記者を経て獲得した司馬遼太郎の美学 司馬遼太郎作品では、『坂の上の雲』や『世に棲む日々』に感服するものだが、20年ほど前に読んだこの短編集では、美術の見方について襟を正される思いがした。  今回何度目かの再読で、美術を見ること...
記者馬場錬成一代記

<第32話>ノーベル賞間違いなしと言われた大発見

名古屋大学にいた世界的英才を取材  1971年ごろ、DNAの構造発見から分子のふるまいの新たな知見が次々と発見され、分子生物学と言う新しい学問が勃興して世界の研究現場は沸き立っていた。  そのころ分子生物学の先端を走っているのは、名古屋大学...
記者馬場錬成一代記

 <第31話>人間も大腸菌も塩基配列は同じ!

3塩基でアミノ酸を規定  DNAはA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)という4塩基がらせん状の梯子段を作って、限りなく並んでいる。梯子はAとTまたはGとCとだけ手を結び、らせん状の梯子段を作っている。  このらせん状...
記者馬場錬成一代記

<第30話>仰天したDNA構造の解明

「今世紀最大の発見」に興奮した日々  中澤デスクから手渡されて読んだ「二重らせん」(29話で報告)は、一晩で読み終えたが、その興奮はしばらく続いていた。遺伝子DNAの構造を解明したジェームス・ワトソン、フランシス・クリック、モーリス・ウイル...